BLUE RAY公式ブログ

省エネ・太陽光発電の最新技術情報

ホーム

>

ブログ

>

ブログ(詳細)

保守メンテナンス O&M

​太陽光発電設備の自然災害保険:盗難保険や免責ゼロの保険が利用できるサービスについて​

2025.04.15

こんにちは、ファイナンシャルプランナーの岡田卓也です。

近年、太陽光発電設備を取り巻く自然災害や盗難リスクが増加し、それに伴い保険の加入条件や保険料にも大きな変化が生じています。特に、10kW以上1MW以下の設備を保有する個人・法人オーナーの皆様にとって、適切な保険選びは重要な課題となっています。


太陽光発電設備の自然災害補償保険の現状
盗難・大災害の増加と保険加入の難しさ
近年、太陽光発電設備における盗難被害が急増しています。特に銅線ケーブルの盗難は、2023年から2024年にかけて倍増し、被害額が1,000万円を超えるケースも報告されています。このような状況により、保険会社は新規の盗難補償付き保険の引き受けを制限したり、更新を停止する動きが見られます。

保険料の高騰と保険期間の短縮
自然災害の増加や盗難被害の影響で、保険会社の支払い保険金が増加し、保険料の値上げが続いています。2024年10月には、火災保険料が約2倍、休業損害補償の保険料が約6倍に引き上げられました。また、保険期間の短縮や免責金額の設定追加も行われ、保険加入のハードルが高まっています。


太陽光発電設備が対象となる保険の種類
太陽光発電設備を保護するための保険には、以下のような種類があります。

火災保険
最も一般的な太陽光発電設備の保険です。火災、落雷、風災、雹災、雪災などの自然災害による損害を補償します。太陽光パネルが建物に組み込まれている場合、建物の一部として補償対象となります。

動産総合保険
火災保険の補償範囲に加え、盗難や機器の破損など、より広範なリスクに対応します。特に、太陽光発電設備単独での保険加入を検討する場合に適しています。弊社のサービスはこれを利用しています。

企業総合保険
火災、風災、落雷などの自然災害や盗難、衝突事故など、企業活動に伴うさまざまなリスクを包括的に補償します。太陽光発電設備を含む企業資産全体をカバーする場合に有効です。こちらは企業様によっては大変リーズナブルで充実した補償のものがあります。


施設賠償責任保険
太陽光発電設備が原因で第三者に損害を与えた場合の賠償責任を補償します。例えば、台風で飛ばされたパネルが他人の財産に損害を与えた場合などが該当します。

解決策の一つ:免責ゼロや盗難保険・自然災害保険が付帯されているサービスの活用

保険の加入が難しくなっている現状において、免責ゼロや盗難保険・自然災害保険が付帯されたサービスの活用が有効な解決策となります。例えば、Blue Ray(ブルーレイ)株式会社が提供するサービスでは、太陽光発電設備の保守管理とともに、免責ゼロの保険が付帯されており、盗難や自然災害による損害にも対応しています。(期限あり)

このようなサービスを利用することで、保険加入のハードルを下げ、万が一のリスクに備えることが可能となります。詳細は、BlueRay(ブルーレイ)株式会社の公式サイトをご参照ください。


太陽光発電設備を保有する皆様にとって、適切な保険の選択は重要な課題です。保険の加入条件や保険料の変動を踏まえ、リスクに備えるための最適な手段を検討することが求められます。ご不明な点やご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

ファイナンシャルプランナー
岡田 卓也

関連団体 一般社団法人 日本PVプランナー協会

PDF

一覧へ戻る

©︎ 2024 BLUERAY株式会社